身の程知らず

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先日、都内で開催されている春画展に行ってきた。
やんわりと、春画の濃さが興味をそそられるというにわかですが
折角だから…と行ったら、まぁ凄い人でびっくり。
かなり人気だという事で、仕事帰りに行ってみた。
仕事も早々に急いでいったけど
余り行ったことのない方面だったので、
新木場からすぐかな?と思ったら池袋の近くまで行きびっくり。
地図を見て目的地に行くことにちょっと自信がありましたが
思いっきり迷って、椿山荘のあたりをフラフラする。
ガラケーなので、地図が見れない。
ただでさえ遅くに行ったのに、余計に遅く着いてしまい
そのおかげか、少し並んだだけど入れた。
あれ、あまり並んでないな??良かった…と思ったら
中はみっちり…元々そう広くない場所ですが
本当に18禁画をこんな多くの人がじっくり見ている光景は
芸術の欠片も持ってない私には妙な感じでした。
前に居たカップルが「肉筆は圧倒されるねー」やら
「版画の感覚は云々…」と感想を述べていて
何だか興味本位のみの四十路は恐縮する次第。


絵の見分けがつかず、人混みに酔った四十路は早々に出て
折角来たからと4,000円のパンフを買って帰宅。
が、また道に迷う(…)年、なのか…
帰りが10時過ぎになってしまった。
何だかじっくり鑑賞できず残念。


今回道に迷ったことが若干ショックで、
更にチケット購入時に前の女性が続けて身分証明書の提示
(18禁なので)を求められているのを見て
「(おばさんでも一応義務なのかな?)」
と、一応免許に手を掛けたけど
全く問題なく、身分証明書の提示は言われえず、スッと通れた四十路…
そう、だよね。前の女性たちはピチピチだったもんね…
もう、40過ぎで何してんだ、私……何処をどう見ても18歳に見えねー
と、身悶えるほど気恥ずかしさと、
ちょっと忘れていた初老の年齢の自分に、
改めて茫然としてしまった。
絵の感想全くなし!