衝撃

私が中学生の頃、余り男女が付き合うという感覚がなく
それでもおませさん(…)男女が付き合うものなら
学年中に噂が広まったというのどかな所でしたが
何だか今日、帰宅中、歩道に広がって歩く
どう見ても小学生高学年の女子達がいて
へたれ中年「ちょっと通して★」すらいえず
小学生達のスロースピードの後ろをちまちま歩いていたのですが
まぁ女子達の会話が盛り上がって
聞きたくなくとも聞こえてくる。


「●●ちゃんの彼、知ってるんだけどさー」
四十路「?!!」
耳に入る言葉に驚く四十路。小学、生…!?
「あぁ、●●くん?」
「何だか別れるらしいよー」
「へぇ」
「で、今日その彼からメール来て
お前としたいって(性的な意味で)まじ、やばい」
「最悪ーー」
高らかな笑い声が遠くなっていく。
気付いたら、抜かしたいのに抜かせないでわざと
ゆっくり歩いていたのに
自然とその歩みは遅くなっていた。


のどかな、町…初心な中学時代…


あの子達とは同じ空間を生きていけんなと
本気でびびる四十路。
時代に取り残された中年、生き辛い。
自分の殻に閉じこもっている駄目な証拠です。