どきどきメモリアル

ただでさえ人と会話もままならない三十路っ子ですが
電話ともなるともう必要以上の返事で出来ません。事務員なのに。
なので当然お客さんとも仕事の応対のみで
上司の非常にどうでも良い自分の武勇伝など語る姿は
多忙なお客さんに嫌がられているんじゃと思いつつ、何処か羨ましい。
だがしかし。
今日、お客さんの商社勤務・六大学出・良い所のお坊ちゃんのイケなメンさんが
「○○さんと仕事をするのは疲れた」
などど、私に愚痴を溢してきた訳です。


こ れ は チャ ン ス!!


ここで優しく応対すれば、仲が接近してそんでもって今度食事でも、
と今時ちびっ子でも考えない妄想が駆け巡る。
もしかしてクリスマスもいけますか?!



「そうですか、では失礼します」


ハイ、終了。



直ぐ性格変わる訳ない。分かってますよ、はい。
と言うか彼女居るだろ、常識的に。いや、その前に120%ありえない話だ。
短い夢を有難う!(正味30秒)
今年も明石家サンタ見て過ごします…