ダメ人間

「これ以上お前達に(お金の事で)迷惑を掛けられないから
自分でパチンコで稼ぐしかなかった」


借金を3分の2程返し終わって、家族で前向きに頑張ろうと誓った矢先
再び父がパチンコに通いだした。
もう呆れてほっとけと私は思ったけれど、母が我慢できずに問い詰めれば上の言葉。
何でしょうか、この虚無感…
また逆切れして、じゃあパチンコやめると言ってましたが当然嘘。
もう離れて暮らそうと間に入って父に言いました。
気丈な母がさすがに泣いてもう疲れたと。
何かもう私達と父の考え方が見事に違うわけで
私達はギャンブルで作った借金なんだからもう足を洗ってくれと言えば
父はお金の催促を出来ないから自分で稼ぐしかない=パチンコ。
父の小遣いは借金返済のために減らしましたが、普通に生活できる額をあげていて
父も友達が居ないので別にこれといって付き合いで出すお金もなく。
だから疑心に思うのです。他に何かに使っているのかとか。
私は思ったより前向き、と言うか父に対して未練も何もないので
出て行って欲しい他ない。
何だか引き篭もり対人恐怖症な高校中退した娘と
ギャンブル狂の嘘吐き借金持ちの夫を抱える母が可哀想で仕方なく
皺が増えた顔で泣く母を思うだけで泣けてくるこの頃。
せめて母だけでも幸せになってほしい。