見えない敵と戦っています

人と何を話して良いのか分からず、特に異性に対しては
昔のブス根暗などなどの評価を得た想い出が
未だに引っ掛かっていて、まともに接することがきません。
病院に行っていれば治っただろうか?
荒治療でも、自分で出会いの場に飛び込んでみれば
少しはマシになって、異性の友達と呼べる人はできただろうか?
四十路になってそう考えるだけで、
一層に出会いに足が鈍る駄目おばさんです・・・
特にイケメンが苦手です。
全てのイケメンが自分を人としてみてくれないような気がします。
最近ようやく、仕事関係でちらっと目を見て話せるようになりました。
でも書類の事を聞くために少し近付いて話すときは
心の中で「うひょー」とドキドキしながら
息は臭くないかと、できる限り息を止めて話します。
だから、余計に話し方が変になります。
相手は特に普通に話してくれます。
昔みたいに、ブスの近く最悪とか言われません。



私が使う駅に、キャッチというのか?そんな若いお兄さんたちを
よく見かけます。
若いお嬢さんたちに声を掛けているのを見て
私みたいな独身おばさんに声を掛ければ、良いカモになるのになーと
自虐的な考えをしています。
人は苦手ですが、優しくされて受け入れられれば
ころっと直ぐ騙されます。
あぁ、この人は私をバカにしないのだと。
そうしたら、困っていると一言でも言われれば
確実にお金を渡します。
男性に慣れた若い女子より、
不慣れなおばさんの方が簡単なのになーと。
ただ問題は、接客するなら若い女子の方が良いという
誘う側の都合と、四十路の貯金が50万円もないことです。
将来、絶望的!
そんなお兄さんたちは、何時も混雑する駅の通路の中央にいます。
人が来ようが何だろうが、良い女性を見つけるのに
どこうとしません。
端を歩く私と大違い。
しかし、先日、多くの帰宅の人の流れにのり通路中央を歩く私。
今日もいる、お兄さん。しっかり通路のど真ん中占拠中。
自然とお兄さんのいる方に歩く私。
若い女性を物色するお兄さん。
異様に疲れて、お兄さんを凝視しながら歩く中年おばさん。
サラリーマンが自分に向かって来ようが、何時もどかないお兄さん。
金は持ってないが、直ぐに騙されるぞと心の中で
お兄さんに迫りながらアピールするおばさん(目が死んでます)
そんなおばさんのほうをチラッと見て
お兄さん、気のせいか顔を顰め、フラッと歩き出して端に移動。



おぉ、男性に不慣れな四十路が、私の事を真っ先に
バカにしそうな若者を移動させたぞ!!
うぉーーーーー(織田●二ばりに)
試合に負けたが、勝負にはかったぞ!




勝った、のか・・・?