意を決して

美容院に行くのには勇気がいる三十路。
今年始め、どうにか慣れた行きつけの美容院が潰れてしまった・・・
誤魔化し誤魔化ししていたけど、髪がボサボサすぎてやばくなったので
近所の美容院探し。
近所に残るは、おばちゃん専門の美容院と
若い子向けの美容院。
十分おばちゃんだけど、微妙に捨てきれぬ見栄があって
勇気をだして若い子向けの美容院予約。


ドキドキしながら店に行くと受付がいない。
髪切る場所から影になっていて見えないので
華やかな店内に声を掛ける勇気が持てず
誰か来るだろうと椅子で待つへたれ。
直ぐに他のお客さんが来て、どうにか受付終了。
受付に呼び鈴(?)があったという・・・
待っている間出された本が、ミセス向けの髪型カタログ。
あ、私ってもうそんな歳か・・・と、一気に現実に戻されたorz


ボサボサロングをばっさりいってショートにして、
気合を入れ直そうとしたら
「お客さんの髪質はこっちが良いですよ★」
とギャルっ娘に言われ、ボブに。
私は今日を境に変わるんだ計画終了・・・
癖ッ毛だからボブやっても、うねってしまう。
しかも鏡には無理目に若作りしているおばさんが・・・
うちのシャンプー凄いんですよ、と言われて
それなりに綺麗な髪質になったと思ったら
帰宅したらまたボサボサに戻っていた。
私の体は何処もかしこも駄目なのか?!
すっきりしないまま、勇気を出して美容室へ終了。


予想はしていたけど、翌日、それなりに髪を切って出社しても
誰にも何とも言われませんでしたとさ。おしまい。